モンハンダブルクロスのハンマー攻略記事です。
ハンマーを使い続けてきた筆者が、ハンマーのスキルについて徹底解説します。おすすめスキルやスキルの優先度なども紹介。
ハンマーでどのスキルを発動すればいいか分からない人、ハンマーのスキルに迷っている人、ぜひ読んで下さい。
【MHWでは少し状況が変わっています】
この記事はMHXXでのスキル事情を書いています。
最新作のMHWではシステムのリニューアルによりスキル事情が少し変化しているため、この記事で解説している内容と一部異なる点があります。
MHWのおすすめハンマースキルの記事も製作中ですので、しばらくお待ち下さい。
目次
KO術、スタミナ奪取、ランナーは不要!
まず最初に言っておきたいのがこれです。ハンマーのおすすめスキルとしてよく紹介される「KO術」「スタミナ奪取」「ランナー」といったスキルは、普段ハンマーしか使っていない筆者に言わせてもらうとどれも全然おすすめではないです。
KO術は効果が薄く食事スキルで代用可、スタミナ奪取も効果が薄く獰猛化モンスターには効かず、ランナーを発動するくらいなら強走薬を使うべきです。
普段ハンマーを使わない人ほど、”見かけ上ハンマーに最適に見える“これらのスキルを発動させようとしてしまいがちです。
他にも「痛打」「スタミナ急速回復」など、どれもハンマーには不要です。
「鈍器使い」もハンマー向きっぽく感じる名前ですが、ごく一部の武器でしか効果がなく劇的な効果もないのでおすすめしません。
これらのスキルを発動している場合、貴重なスキル枠が非常にもったいないです。
効果は出るんですが、その効果が弱い!ほぼ死にスキルと言ってもいい。効果が高ければ使いたいのに、弱いんです!
集中はデメリットが痛く、必須ではない
集中もハンマーのおすすめスキルとしてよく紹介されますが、集中もおすすめできないスキルです。「溜め攻撃が主力のハンマーだから溜め時間が短いと強い!」
…と思うかもしれませんが、それは違います。
ハンマーの溜め攻撃は溜めれば溜めるほど強いわけではなく、溜め段階ごとに用途がありそれらを使い分けることになるため、集中を発動させると溜め攻撃が使い分けにくくなるんです。
具体的には、溜めII攻撃を狙おうとしたらすぐに溜め時間が過ぎてしまい溜めIIIスタンプや回転攻撃が暴発することが増え、スタンが取りにくくなります。
これはスタンを取りたいし味方をふっ飛ばしたくないマルチプレイでは死活問題です。ますますハンマーの印象が悪くなってしまいます。
ハンマーにとって溜め時間の感覚は非常に重要な要素です。
初心者の人ほど集中を発動していると後々に与える悪影響が大きいので、筆者としてはおすすめしたくないと考えています。
ここまでちょっと過激な言い方になってしまいましたが、ハンマーのスキルについてググって出てきたページに誤った情報が多かったので、どうしても伝えたくて書かせてもらいました。
ぜひとも、この記事を読んでハンマーが本当に必要とするスキルを知って下さい。
ハンマーのスキルについての考え方
では、ハンマーはどんなスキルを発動すれば良いのでしょうか。前提として、ハンマーは必須スキルが無いタイプの武器です。極端な話、スキル無しでも戦えます。
そして「スタンを取ってそこにラッシュをかける」という武器としての特性を持ちます。
なので、
火力を盛りつつ、攻撃チャンスが増えるスキルを発動してスタンを取りやすくする
のがハンマーでスキルを発動する上での基本です。
本来ハンマーの個性を伸ばすべきKO術やスタミナ奪取が役に立たないため、火力や立ち回りの面で個性を伸ばすことになります。
ちなみに、タイムアタック動画のスキルはそのまま真似しない方が良いです。
被弾しない前提でタイムを縮めるための火力スキルで固めているので、一部汎用性の低いスキルを使っている場合があります。
ハンマーのスキル優先度
筆者がおすすめするMHXXでのハンマーのスキル優先度は以下の通り。ハンマーの熟練度によって優先すべきスキルが変わってきます。
ハンマーに慣れた人の場合
最優先 | 弱点特効、超会心 斬れ味レベル+1、斬れ味レベル+2(使うハンマー次第) |
---|---|
高 | 耳栓、高級耳栓 |
中 | 耐震(相手モンスター次第) 業物、砥石使用高速化、挑戦者の納刀、見切り+1 |
低 | その他スキル |
ハンマー初心者の場合
最優先 | 耳栓、高級耳栓 耐震(相手モンスター次第) 回避性能+1(ブシドー以外) |
---|---|
高 | 弱点特効、超会心 斬れ味レベル+1、斬れ味レベル+2(使うハンマー次第) |
中 | 業物、砥石使用高速化、挑戦者の納刀 |
低 | その他スキル |
解説
ハンマーに慣れた人は火力スキルを重視、ハンマー初心者の人は攻撃チャンスが増えるスキルを重視するのをおすすめします。初心者だとスタンを取るのが大変なので、耳栓などで攻撃チャンスを増やしてスタンを取りやすくするのを優先。
スタンを取れるようになってきて初めて火力スキルを盛ります。
火力スキルの中では弱点特効と超会心のセットが必須レベルで強いため、最優先したいスキルです。
使うハンマーによって斬れ味レベル+1(+2)も必要になるので、優先して発動しましょう。
ハンマーで発動する耳栓は非常に強力で、攻撃面と防御面の両面で働きます。
スタイルによって無くても戦える場合がありますが、できる限り付けておきたいスキルです。特に初心者の場合、耳栓は必須レベル。KO術よりも断然スタンを取りやすくなります。
業物などの斬れ味系のスキルがあると火力を維持しやすくなりますが、絶対回避【臨戦】でフォローできたり無くても十分な場合もあるので、優先度は落ちます。
ブシドースタイル以外を使う場合、回避性能+1があると被弾率が少し下がるのであると安全です。
このあたりのスキルを発動させればハンマーのスキル構成はほぼ完成です。
あとは防具やお守りと相談し、スキルを付け足せそうなら好きなスキル付け足していくことになります。
非常にハンマー向きなスキル
ここから、ハンマーのおすすめスキルやハンマー向きのスキルについての解説を書いていきます。まずは特におすすめなスキルから。
ハンマーに最適「弱点特効(痛撃)」
弱点特効は「弱点部位に攻撃を当てた時に会心率が+50%される」という効果のスキル。気絶値が溜まる頭が弱点のモンスターがほとんどなので、スタンを取る時も有効でスタンを取った後も有効と、ハンマーと特に相性の良いスキルです。
そのため、ハンマーで最優先で発動させたいスキルが弱点特効ということになります。
弱点特効を発動すると弱点に与えるダメージが一気に上昇し、特にリオレイア・リオレウスのようなハンマーが得意とするモンスターに対してすさまじい効果を発揮します。
ただし、弱点を狙いにくい一部モンスターに対しては効果が薄いことに注意。
弱特とセットで「超会心(会心強化)」
超会心は「会心時のダメージ量が通常の1.25倍から1.4倍にアップ」という効果のスキル。つまり会心威力を上げるスキルなので、会心が発生しない状況では効果がありません。
弱点特効とセットで発動すればどんなハンマーでも効果が得られるので必ず弱点特効とセットで発動したいスキルです。
超会心の登場以来、このセットが火力スキルのトレンドになってます。
「ダメージが倍率で強化される→元の攻撃力が高いほど上昇量が高い」ため、攻撃力が高い武器との相性が良いです。
若干発動させにくいので、他に必要なスキルがある場合は外す選択もありです。
この後紹介する不屈を発動させる時は外すことが多いです。
チャンスを増やす「耳栓・高級耳栓(聴覚保護)」
耳栓と高級耳栓は「咆哮を無効化する」という効果のスキル。耳をふさがずにすむだけでなく、乗りを成功しやすくしたり咆哮中に攻撃するチャンスを作れる実は攻撃寄りのスキルです。
咆哮中のモンスターは動きを止めて頭を攻撃しやすい無防備な体勢になることが多いため、ハンマーだと特に有効に使えます。
MHX以降、スタイルや狩技で咆哮を回避する手段は増えましたが、咆哮を無視して頭への攻撃に徹することができるのは大きいです。
有効なモンスターが非常に多いので、装備変更が面倒な場合は常に発動させていても良いレベルのスキルです。
耳栓まででも幅広いモンスターに対応可能。
ブシドーやブレイヴを使う場合で、他にどうしても発動したいスキルがある場合は外す選択肢もありです。
場合により必須「斬れ味レベル+1・+2(匠)」
斬れ味レベル+1は「斬れ味ゲージが伸び、斬れ味の最大レベルがアップすることがある」という効果のスキルで、斬れ味レベル+2は更にゲージが伸びます。通称「匠スキル」斬れ味のレベルが上がるごとにダメージが倍率強化されていくので、斬れ味レベルを高めることで大きな火力アップになります。さっき解説した超会心と同じ仕組みです。
これの発動が必須のハンマーがあるので、事前にこれから使おうとしているハンマーにこのスキルが必要かを確認しましょう。
ナルガハンマーなど、最初から斬れ味ゲージMAXのハンマーでは不要です。
また、紫ゲージがある程度長いハンマーでは無くても戦えるのでスキル枠を浮かせられます。
ハンマー向きなスキル
優先度は落ちますが、ハンマー向きなスキルを紹介。震動持ちモンスターに「耐震」
耐震は「震動を無効にする」という効果のスキル。5スロスキルです。耳栓と同じく対象モンスターに対して大きな効果を発揮。
咆哮と比べて震動攻撃は頻度が高いため、振動持ちモンスターに対して発動させたいスキルです。
【耐震を発動させたいモンスター例】
イビルジョー、ドボルベルク、ガムート、ラージャン、ドドブランゴ、ラオシャンロン
爆破属性モンスターに「細菌研究家(細菌学)」
細菌研究家は「一部アイテム使用不可状態と爆破やられを無効にする」という効果のスキル。5スロスキルです。爆破やられが厄介なブラキディオス戦で大きな威力を発揮。粘菌を無視して前に出られるので戦いやすさが段違いになります。
実質、対ブラキ専用スキルです。他はテオなどで使えなくないくらい。
龍耐性+15との複合スキル「龍識船の心」もあるので、そちらでもOK。
【細菌研究家を発動させたいモンスター例】
ブラキディオス、テオ・テスカトル
斬れ味減少を抑える「業物(斬れ味)」
業物は「斬れ味消費が半分になり、さらに攻撃が弾かれなかった場合は50%の確率で斬れ味消費がゼロになる」という効果のスキル。言い換えると斬れ味消費が半分以下になるスキルです。
斬れ味消費が減ることで砥石を使わず斬れ味を維持して戦い続けられるので、火力の維持につながります。
匠スキルが使えないナルガハンマーなどで特に有効なスキルです。
また、絶対回避【臨戦】と組み合わせることでエリア移動まで一度も砥石を使わずに済むようにできたりもします。
瞬時に斬れ味回復「砥石使用高速化(研ぎ師)」
砥石使用高速化は「砥石使用時の研ぎ動作が1回で済むようになる」という効果のスキル。5スロスキルです。瞬時に砥石を使えるようになり、ちょっとしたスキマ時間にサッと研ぐような使い方ができます。
業物と比べると一段落ちる性能ですが、5スロスキルで発動しやすいことが大きなメリット。
プレイスタイルにもよりますがハンマーはそんなに斬れ味が落ちないので、業物の代わりに手軽なこっちをという選択肢もあります。
食事スキル「ネコの研磨術」で代用可能ですが、ネコの研磨術は研ぎ回数が3回や2回になったりして安定しません。
よく怒るモンスターに「挑戦者の納刀(納刀研磨)」
挑戦者の納刀は「モンスターが怒り状態時に納刀かイナシをすると、35%の確率で斬れ味が回復する」という効果のスキル。5スロスキルです。怒りやすいモンスター、特に獰猛化モンスターと相性が良いスキルです。
砥石を使う作業が無くノーリスクで斬れ味回復できるので、怒り状態モンスターのスキの無さとフィットした性能になっています。
有効なモンスター相手の場合、業物に匹敵する効果が出るかもしれません。
イナシでも有効なので、ブレイヴスタイルだと更に効果が高いです。
より会心率を高める「見切り+1・+2・+3(達人)」
見切りは「+1は会心率+10%、+2は会心率+20%、+3は会心率+30%される」という効果のスキル。G級武器との相性が良く発動させやすいので、火力スキル付け足しに最適です。ハンマーによっては弱点特効と組み合わせて会心率100%にできたりします。
+2や+3は発動させにくいので、+1でも十分です。
ブシドー以外で「回避性能+1・+2(回避性能)」
回避性能+1は「回避行動の無敵時間が0.2秒から0.33秒に伸びる」効果のスキルで、回避性能+2は0.4秒まで伸びます。絶対回避やジャスト回避の登場で影が薄くなりましたが、それらを使わない場合なら使う選択肢もあります。
回避性能は距離を離さず素早く攻撃を避けられるのが大きいので、攻撃チャンスを増やせることも。
回避性能にジャスト回避しやすくなる効果はないので、ブシドースタイルでは死にスキルになってしまいます。
ソロ向きスキル
ソロ以外では使いにくいですが、ソロだと非常に大きな効果が出るスキルを紹介します。ソロの最終兵器「不屈(逆境)」
不屈は「1回ダウンすると攻撃力1.1倍&防御力1.15倍、2回ダウンすると攻撃力1.2倍&防御力1.3倍になる」という効果のスキル。自分にしか効果がないのでソロ限定なスキルです。
最初にわざと2回ダウンして最大強化状態で戦うという使い方が非常に強力。
ダウン回数に余裕が無くなりますが、そのリスクと引き換えに攻防両面ですさまじい効果を発揮。
倍率強化なので、与ダメが劇的に増え、被ダメが劇的に減ります。
MHXからの新食事スキル「ネコの報酬金保険」の登場により、最大強化状態でもなお1回ダウンできる余裕を作れるようになったので、以前より実用性が上がりました。
ちなみに3回目のダウンでは強化されないので注意。
この性能ですら難関クエストにソロで挑む時はキツイ時もあるので、遠慮なく使いましょう。
ソロの強い味方「キノコ大好き(茸食)」
キノコ大好きは「キノコを食べて様々な効果を得られるようになる」という効果のスキル。5スロスキルです。マンドラゴラは10個持ち込める秘薬になり、クタビレタケは10個持ち込める強走薬になります。主にこの2つのためのスキル。
このスキルは実質ソロ専用スキルです。理由は後で。
MHXXでは強走薬グレートを量産しやすく、アイテムお届け隊で回復アイテムをたくさん補充できるので優先度は落ちていますが、なお強力なスキルです。
秘薬が気軽に使えるようになることで瀕死状態からの脱出がしやすくなり、事故死することが減ります。
初心者がソロでハンマーを練習する時や、ソロで長期戦の難関クエストに挑む時はこのスキルがあると非常に心強いです。
野良マルチでキノコ大好きを発動しないほうがいい理由
非常に強力なキノコ大好きですが、知らない人とのインターネットマルチプレイ(野良マルチ)でキノコ大好きを発動させるのはやめた方が良いです。ソロと違ってマルチではキノコ大好きが必要になるような場面はほぼなく、風潮としてキノコ大好きを付けていると地雷扱いされやすい(嫌われやすい)です。
トラブルを避けるという意味でも、野良マルチでキノコ大好きは発動させないようにして頑張りましょう。
強走薬グレートを持ち込んだり、栄養剤グレート&マンドラゴラを持ち込んで調合することで対応できます。
野良マルチでハンマーを使うなら色んな気づかいを忘れずに!無理はせずに自分ができることを。
ただしこれは野良マルチ限定のことなので、知り合い同士でのマルチプレイでは使っても大丈夫だと思います。
お守りで簡単に発動できたという場合もOKでしょう。
実質火力スキル「捕獲の見極め(観察眼)」
捕獲の見極めは「ペイントしたモンスターが捕獲可能になると、マップ上のペイントが白く光る」という効果のスキル。5スロスキルです。捕獲はモンスターの体力を瀕死近くまで減らせば可能です。
そして、捕獲できる最速のタイミングで捕獲できれば与えるべき総ダメージが少なくて済みます。
つまりモンスターの総体力を減らすことになるので、捕獲可能なモンスターに対しては実質火力スキルということになります。
マルチでは意思疎通が必要な捕獲もソロなら気兼ねなく可能。
今作ではアイテムお届け隊で捕獲アイテムを補充できたり、罠を自分で破壊できたりするので、捕獲に失敗することも減りました。
ストライカーなら「集中(溜め短縮)」
集中は「溜め攻撃を持つ武器種の溜め時間が短くなる」という効果のスキル。大剣や弓では非常に大きな効果のあるスキルですが、最初に書いたとおりハンマーでは微妙と言わざるを得ません。
しかし、ソロのストライカースタイルで使う場合はかなり有効です。
ストライカーは溜めIIIスタンプの威力が高く元々の溜め時間が短いので、集中を発動することで更に溜めに特化させ、高威力なスタンプを連発してダメージとスタミナをガンガン奪えるようになります。
ここまで溜めが早くなると怯んだところに溜めIIを差し込めるレベルになるので、デメリットすら打ち消されます。
スタンプ頻度が上がる都合上、ソロ専用な使い方になります。
集中無しに戻った時のリスクもあるので、あまり初心者向きではありません。
ハンマー向きかもしれないスキル
候補に入れてもいいかなくらいのスキル、優先度は低いけど効果がある・ありそうなスキルを紹介。今後増えたり減ったりするかもしれません。
エリア限定「南風の狩人(炎熱適応)」
南風の狩人は「暑さ無効の効果に加え、クーラードリンクが必要なエリアで攻撃力+15&防御力+20され、ホットドリンクを飲むと防御力+10される」という効果のスキル。砂漠や火山などの熱いエリアで戦うモンスター相手に有効。特に溶岩島で有効なスキルです。
ホットドリンクは持ち込むまででもないでしょう。
エリア限定「北風の狩人(寒冷適応)」
北風の狩人は「寒さ無効の効果に加え、ホットドリンクが必要なエリアで攻撃力+15&防御力+20され、クーラードリンクを飲むと攻撃力+5される」という効果のスキル。雪山や氷海などの寒いエリアで戦うモンスター相手に有効。
こちらもクーラードリンクは持ち込むまででもないでしょう。
足せるようなら「攻撃力UP【小】【中】【大】(攻撃)」
攻撃力UPは「小は攻撃力+10、中は攻撃力+15、大は攻撃力+20される」という効果のスキル。元々の攻撃力が高いほど相対的に上昇量が小さくなるので、G級武器との相性は悪め。
コンボ威力アップ「連撃の心得(連撃)」
連撃の心得は「攻撃ヒット後に5秒以内に続けて攻撃がヒットすると会心率+25%になる(5連撃目以降からは会心率+30%)」という効果のスキル。連撃中に会心率アップ状態になるという効果で、攻撃するほど会心率が上がっていくわけではありません。
縦振りコンボや溜めコンボを決める時の火力アップができることと、弱点特効と違い弱点以外の部位でも効果があるのがメリットです。
なので主に弱点特効が効かない相手に対して発動させるといいでしょう。弱点特効と組み合わせてより会心率を上げるのもあり。
連続で攻撃を当てないと効果が出ないので、やや上級者向け。
ストライカーに「切り札(チャンス)」
切り札は「モンスターがダウン・スタン・麻痺状態になったり罠にかかった後の1分間、狩技のダメージか効果時間が1.2倍になる」という効果のスキル。スタンを取り、スタン中に高威力な狩技のスピニングメテオを使うことになるストライカーハンマーとの相性が非常に良いです。
スタン中はできる限り攻撃したいので、インパクトプルスとの相性は良くないです。
効果は限定的ですが、確実に火力アップの効果が出る…はず。
ブレイヴに「逆恨み(逆上)」
逆恨みは「体力に赤ゲージがある間に攻撃力が20アップする」という効果のスキル。上昇量は攻撃力UP【大】と同じです。ブレイヴスタイルで使うとイナシた後、一定時間攻撃力アップという効果になるので、相性が良い…かもしれません。
ダメージを受けた後に回復をせず戦う必要があるため、体力調整しにくいブレイヴスタイル以外ではリスクに見合わないのでおすすめできません。
おすすめの食事スキル
通常のスキルの他に、食事スキルのおすすめも紹介。KO術はこっちで「ネコのKO術」
ネコのKO術は「与える気絶値が1.1倍になる」という効果の食事スキル。通常スキルのKO術と全く同じ効果で、KO術とは同時発動できません。
最初にKO術は不要と言いましたが、食事スキルで他に発動するものがなければ発動してもいい感じだったりします。
しかし気絶値が1.1倍になったところでかなり効果が薄いのが現状です。最初のスタンが早まるのが実感できる程度。
基本プラシーボ効果レベルなのであまり期待はできません。
防御スキルなら「ネコの防御術【大】」
ネコの防御術【大】は「ダメージを受けた時に、4分の1の確率で被ダメージを70%にする」という効果の食事スキル。精霊の加護と全く同じ効果ですが、精霊の加護と同時に発動できます。
これを発動させておくとだいぶ被ダメージを減らせます。
防御系スキルや精霊の加護は発動させる機会がほとんどないため、その代わりとして使いましょう。
攻撃を食らう回数が多いほど有効なので、初心者にかなりおすすめな食事スキルです。
不屈とセットで「ネコの報酬金保険」
ネコの報酬金保険は「1回目のダウンがカウントされない」という効果の食事スキル。つまり、クエスト失敗までのダウン回数に1回余裕ができるという効果です。1機増えます。
死んでもいい回数が増えるのが単純に強いだけでなく、特に不屈と組み合わせると非常に効果的な食事スキルです。
リスキーだった不屈の最大強化時のリスクが減るので、かなり実用的になります。
改めて、不屈は3回目のダウンではパワーアップしないことだけは覚えておきましょう。
玄人向け「ネコの憎まれ上手」
ネコの憎まれ上手は「モンスターに狙われやすくなる」という効果の食事スキル。モンスターに狙われやすくなるのは一見デメリットに感じますが、オトモやパーティーメンバーが居る時に自分に振り向かせやすくするというメリットがあります。
こうなることで頭を狙いやすくなりスタンを取りやすくなります。
当然危険も伴い、オトモなしの完全ソロプレイでは効果がないので注意が必要です。
主にハンマー中級者以上がマルチプレイでハンマーを使う時用のスキル。大挑発を使うよりはこっちの方が良いでしょう。
まとめ
- ハンマーはスキル自由度が高い
- 中級者以上は火力スキル重視、初心者は攻撃チャンスが増えるスキルを重視
- 使うハンマーによって斬れ味レベル+1・+2が必須
- 弱点特効は必須級、超会心と組み合わせると更に強い
- 耳栓、高級耳栓があるとスタンを取りやすくなる
- KO術、スタミナ奪取は効果が非常に薄く不要
- ランナーなどスタミナスキルは強走薬があれば不要
- 集中はデメリットが大きく、基本的に発動すべきではない
あとがき
ようやく、ハンマーのスキルについての記事も完成しました。追記追記でかなーり濃密な記事になりました。大体のハンマー向きなスキルについては触れられたんじゃないかと思います。
あくまで筆者個人の考えに基づいているので、スキル選びや優先度に偏り(特にソロ偏向)などがある可能性があります。そこはご容赦下さい。
筆者としては自信を持っておすすめするスキルばかりです。
「このスキルはどうなの?」とか「このスキル良いですよ!」みたいなことがあればコメントで書き込んで下さい。追記する可能性があります。
スタミナ管理系(ランナー、体術、スタ急)、お肉大好き(疑似強走)、キノコ大好き、回避距離(移動用)、刃鱗磨きも相性がいいスキルではないでしょうか?
特にエリアルの場合、溜めと前転で回復する間が足りない時もあり間断なく攻めていると肝心な時にスタミナ切れなどがあるのであるとかなり楽になります