今回はハンマーの新アクション(力溜め、叩きつけ、溜めスライディング、空中回転攻撃)と、従来からの変更点を徹底的に解説していきます。
ハンマー使いの方必見!
目次
新要素1「力溜め」
詳しい解説記事
力溜めについて詳しく解説した個別記事を書いたので、そちらも読んでみて下さい。【MHW】ハンマーの「力溜め」を徹底解説!溜めとの違い、解除条件、維持のコツなど【モンハンワールド】
特徴
通常の溜め中に出せる「力溜め」をすると- 攻撃力と気絶値がアップ
- 溜め攻撃のモーションが強化版に変化
- 溜め中はのけぞり無効(SA)
状態になります。繰り返し発動による重ねがけはできません。
効果発動中はハンマーが光り続けるので、それで力溜め状態の判断が可能。
また、力溜めを発動するとそのまま通常溜めの開始モーションにつながり、それまでの通常溜めの段階はリセットされます。
また、力溜め状態は納刀するか吹き飛ばされるような攻撃を食らうまで継続します。
通常溜めと違って回避で解除されないので、被弾しなければ力溜め状態をいつまでも続けることが可能です。
攻撃力と気絶値はややアップといった感じですが、発動させておく時間が長くなるほど確実なダメージアップになります。
力溜め状態で一番大きいのが、主力となる溜め返し振り、溜めアッパー、溜め叩きつけが強バージョンに変化すること。
ジャンプ溜め攻撃や回転攻撃はモーション変化せず単純な威力アップのみのようです。
のけぞり無効は、仲間の攻撃などで溜めの邪魔がされにくくなる効果です。いわゆるSA。
溜め以外の攻撃モーションにも効果があるという情報を見ましたが、筆者は自分で確認できていないので参考までに。
使い方と注意点
ほぼノーリスクで発動できる出し得技なので、まず力溜めをしてから戦いを始めるのが基本になるでしょう。それと同時に、力溜めをしてると攻撃が間に合わない状況では発動しないことも重要そうです。
発動からは力溜め→溜め強アッパーという連係がスムーズに出せて使いやすいです。
力溜め直後に出せる溜め1派生の溜め返し振りの威力がかなりアップするのも覚えておきたい点。
発動直後は基本的にR2を押したままにしましょう。そうしないと流れで溜め振り回しが出てしまいます。
スキを少なく力溜めだけしたい時は力溜め→通常溜め開始→回避とするのが良いでしょう。
発動アイコンがなく発動中かどうか分かりにくいので、よくハンマーを見る必要があるのが大きな難点。
発動中は溜め叩きつけのスキが大きくなる点にも注意。威力はかなり高いので出すタイミングを早めましょう。
新要素2「叩きつけコンボ」
スタンやダウン中など、モンスターが大きなスキを見せた時に狙いたい新コンボがこれ。
4回連続で餅つきのように叩きつけを繰り返した後、思いっきりスタンプを入れる大技です。
特徴
- 合計ダメージが非常に高い
- 完全定点攻撃ができる
まず合計ダメージが非常に高いです。
叩きつけフィニッシュはアッパーを超える威力を誇り、フルヒットさせた時の合計ダメージ値は縦振りコンボの倍以上になります。
そしてこのコンボの一番の特徴は完全定点攻撃ができること。つまりずっと同じところを攻撃し続けられます。
縦振りコンボはアッパー部分の当て方が難しい場合がありますが、このコンボは最初の位置合わせを気をつければ最後まで当たりやすいので安定感があります。
リーチがそこそこ長いので届かないということは少ないです。
欠点
- スキが大きい
- フィニッシュまで出さないと強くない
- 空振りするとそれ以降続かない
まず、出るのが遅く、動作時間が長く、全体的にスキが大きいです。
モンスターが止まっている状態でないと、ほぼ最後まで当てることができません。
また、コンボ途中で回避キャンセルできません。コンボ中にモンスターが動き出したらまず反撃を食らいます。
1発ずつ威力が上がっていく技なので、最初の方の威力はそんなに高くありません。
空振りするとそこで終わってしまうことも注意点ですが、空振った時はスキが少し小さいのでリカバリーしやすいです。
使い方と注意点
叩きつけコンボはスタン・ダウン・罠中などに決めるための技で、最後まで当てる気持ちで出す技、という位置づけのようです。モンスターが動き回っている時に使うべき技では決してありません。
出すのが遅れるとフィニッシュが間に合わないことが多いので、フィニッシュまで間に合うかどうかを見極めて縦振りコンボと使い分けるのが重要です。
ベータ版をやり込むうちにこれを実感し、単純に縦振りコンボの代わりになる技ではないということに気づきました。
様々な連係から叩きつけコンボにつながるので、モンスターの状態を見て叩きつけコンボに移行できるようになると強いと思います。
筆者は実際に確認できていませんが、SAが付いていないので味方の攻撃で中断されやすいようです。
力溜め中ならSAが付くという情報も見ましたが、これも未確認です。
新要素3「溜めスライディング&空中回転攻撃」
今作では溜めたまま斜面を降りると溜めスライディング状態になり、そこから新技の空中回転攻撃やジャンプ溜め攻撃を出せます。
詳しい解説記事
空中回転攻撃について詳しく解説した個別記事を書いたので、そちらも読んでみて下さい。【MHW】坂の上のハンマーが強い!空中回転攻撃を徹底解説【モンハンワールド】
特徴(溜めスライディング)
斜面での溜めはほぼ全て溜めスライディングになるので、威力が高いジャンプ溜め攻撃を出しやすくなり、乗りを狙いやすくなりました。それと同時に、斜面では地上での溜め攻撃を出しにくくなっています。
なので、斜面の多いエリアでは今までと立ち回り方が大きく変わってきます。
特徴(空中回転攻撃)
- ヒット数が多い
- 叩きつけ部分の威力が高い
- 乗りに移行しやすい
新技の空中回転攻撃は空中でハンマーと共に高速縦回転しそのまま叩きつける大技です。
回転部分は体当たりに近い攻撃なので地上での回転攻撃以上に当てやすいです。
ヒット数が多いので属性攻撃との相性が良いです。
そして叩きつけ部分の威力が非常に高いです。アッパー以上。
ヒット数の多さからか乗りに移行しやすいように感じました。
使い方と注意点
斜面では溜めスライディングからの攻撃が基本になるのではないでしょうか。上からの攻撃になるので頭に当てやすく、威力も高く、乗りを狙いやすいのでかなり強いと思います。
ただ、スライディングできる斜面とできない斜面があって分かりにくいので、覚える必要がありそうです。
従来アクションの変更点
変更点が多いので、気づき次第項目を追加していきます。攻撃キャンセルで後ろに回避できるように
基本アクションですが大きな変更点の一つ。攻撃した後に位置を調整しやすくなったので非常に重要です。
横振りがLスティック+△ボタンという出し方に変更
横振りを出す方法が○ボタンからLスティック+△ボタンになりました。○ボタンで出る攻撃は叩きつけに変更されています。
これにより動きながら縦振りIを当てるような使い方が難しくなっています。
例外として、溜め振り回しからの派生時のみ○ボタンです。
回転攻撃の強化
まず、回転中は自由な方向に移動できるようになりました。これで回転しながら微調整が可能になり、フルヒットさせやすくなってます。
更に、派生技の方向を決められるようになりました。
どういうことかというと、回転攻撃中に後ろにアッパーみたいなことができるようになったんです。
これにより、今まで難易度の高かった振り向きに合わせて回転アッパーを当てるのが簡単になっています。
しかも回転攻撃から横振りに派生できるようになりました。
最大溜め状態から直接縦振りコンボに行けるようになるのは大きいと思います。
回転攻撃で無入力だった時の失敗モーションが回避でキャンセル可能になってスキが減っています。
これで使いにくかった回転攻撃がかなり使いやすくなりました。
溜めに派生できる攻撃が増えた
今まで溜めに派生できなかった以下のアクションから直接溜めに派生できるようになりました。- 溜めアッパー
- 溜め叩きつけ
- 縦振りI
- 振り回し(武器出し攻撃)
特に溜めアッパーから横振りに派生せずとも溜められるのは大きいです。
状況次第では溜めアッパー2連発も十分可能です。
武器出し攻撃が振り上げではなくなった
武器出し攻撃が振り上げる攻撃ではなく、軽い縦振りのような攻撃になっています。マルチプレイで味方を吹き飛ばすことが少なくなるのではないでしょうか。
あとがき
大リニューアル&時間が限られている中、できる限り調べました。今回のハンマーは以前と変わらぬ雰囲気を残しつつも、柔軟に動けるようになっていてかなり戦いやすくなっている印象です。
最初に動画が出た時から叩きつけは注目していましたが、強くありつつもリスクもある良い感じの性能です。
力溜めの使い所と溜めスライディングについては練習が必要だと感じました。
ベータテスト版終了までに調べたことはひとまずまとまりました。あとは発売後に。
叩きつけがなかなか楽しいですね。自分がベータ版で確認した限りではSAはついていませんでした。
スタンプの範囲が少し狭くなっているのが気になりましたね…あと、力溜めスタンプは隙が大きすぎて使いづらかったかな?モンスターの気絶値が高めに設定されていたのも気になるところ。