【MH4G】モンスターハンター4G 公式ガイドブック 詳細レビュー

モンスターハンター4G 公式ガイドブック 表紙

この記事では、2015年1月24日にKADOKAWA・エンターブレインから発売されたMH4Gの公式完全攻略本「モンスターハンター4G 公式ガイドブック」の詳しいレビューを掲載しています。

ちょっと長いですが、内容を詳しく知りたい方はどうぞ。

見た目など

モンスターハンター4G 公式ガイドブック 表紙
表紙はやはりMH4Gの看板モンスターのセルレギオス。

モンスターハンター4G 公式ガイドブック カバー下表紙
カバーを外した表紙は、怪しげなオトモアイルーコンビからの

モンスターハンター4G 公式ガイドブック カバー下裏表紙
なぜかイャンクック亜種になってますw


各チャプター概要

各チャプターごとに、どんな感じの内容が書いてあるかまとめてみました。
カッコ内はそのチャプターのページ数です。

ちなみに総ページ数は1568ページとなっています。

1.システム(約250ページ)

かなりのページを割いてMH4Gのシステムを徹底解説しています。
読み込んでいくと新たな発見がたくさんあるはず。

内部データを含めた詳細なシステム解析は攻略サイトだとまず読めない内容なので、そういうところが攻略本の強みかなと思います。


システム解析のほかには、

称号・勲章の獲得条件、お守りに付くスキルポイント傾向、オトモ装備のデータ、金冠小冠を取りやすいクエスト、狩りの基本、オススメ装備26種、攻略チャート、闘技大会の攻略

といったような内容も書かれています。


2.武器用法(約80ページ)

各武器種の特徴、立ち回り方、操作方法と技の派生、各データ解析、相性の良いスキル、オススメ武器などが掲載されています。
中でも攻撃のモーション値が数値で書かれているのがすばらしい。

新しく始めようという武器はもちろん、既に使用している武器でも役立つでしょう。

データは充実していますが、攻略内容がいつもと比べて若干薄めです。


3.探索ギルドクエスト(約100ページ)

探索、ギルドクエスト、発掘装備の徹底解説とデータが掲載されています。

具体的には、クエストの派生、ギルドクエストの傾向(モンスターの強さ、報酬など)、発掘装備の画像とデータ、マップデータなどなど。

ギルクエ関連はいわゆるやりこみ要素なので、あえて1つのチャプターにまとめられているようです。
これを読めばギルクエ関連の知識はほぼ完璧になるはず。


4.モンスター大辞典(約250ページ)

モンスターの特徴、簡易攻略、攻撃と行動のデータ、肉質、部位破壊後の画像、入手素材といった内容が掲載されています。
小型モンスター24種、大型モンスター72種分が掲載。

公式攻略本に載らないことでお馴染みのミラボレアス、ミラバルカン、ミラルーツのデータは今回も載っていません。
それでもゴグマジオスのデータはちゃんと載っているのでご安心を。


攻撃データでは各攻撃の攻撃力や気絶値などが数値で書かれています。
これにより各攻撃の強さがハッキリ分かるようになりました。

また、極限状態モンスターの攻略が個別に書かれています。
通常時とは異なる極限状態の肉質や強制弾き部位が載っているのが非常にありがたい。


一方でかなり残念なのが内容の薄さ。
書かれているのはほぼデータのみで、肝心の攻略が半ページしかありません。基本的なことが書かれているだけです。

以前はモンスターの各攻撃の特徴と対処方法が画像付きで載っていてかなり役立ったんですが、今回は一切ありません。


5.フィールド(約70ページ)

各フィールドで採取できるアイテムのデータが確率数値付きで掲載されています。
ただし、採取ポイントの細かい位置は書かれていません。

ここはいつもと同じ安定の内容です。


6.クエスト一覧(約200ページ)

各クエストの基本データ、出現モンスター、報酬とその確率数値が掲載されています。
ここも安定の内容。

全クエストが網羅されているわけではなく、ミラ系モンスターが出るクエストと大部分のダウンロードクエストのデータは載っていません。
このあたりは大人の事情ってやつでしょうか。

ちなみにイベクエのデータは、ファミ通、電撃、ケロロ軍曹関連の物のみ載っています。要するにKADOKAWA。
他のイベクエは「こんなのがあるよ」と、作れる装備の画像付きで一部が軽く紹介されているだけです。


7.武器データ(約250ページ)

各武器のグラフィック、派生表、データが掲載されています。

オフラインで手に入る全ての生産武器が網羅されているほか、イベクエ素材の武器も一部載っています。
ミラボレアス、ミラバルカン素材の武器もあります。ただしミラルーツは除く。

装備のグラフィックを全部まとめて見れるのが攻略本のありがたいところですね。


8.防具データ(約150ページ)

各防具のグラフィック、データが掲載されています。

掲載されている範囲については武器と同じく、オフラインで手に入る全ての生産防具と一部のイベクエ防具です。ミラルーツ除く。

強化個体イベクエ素材で作れるEX防具のほか、クエスト未配信のGX防具のデータも掲載されています。
今後素材が手に入るクエストが配信されるということでしょう。


ちなみに、ミラ系と同じシークレットモンスターのアルバトリオンとグラン・ミラオスの素材名はしっかり「????」と隠されています。
ここまで徹底されるとちょっと怖いですねw


9.装飾品・スキルデータ(約100ページ)

装飾品のデータ、スキルの解説、スキル逆引き表が掲載されています。
スキル名からスキル系統を調べられる表が地味に便利。

スキル逆引き表では、スキル名からそのスキルのポイントが付く武器・防具・装飾品・お守りが分かります。
発掘装備にも対応しているほか、お守りに付くスキルポイントの最大値も分かります。


10.アイテムデータ(約90ページ)

各アイテムのデータと主な入手方法(確率順で上位5つまで)が掲載されています。

掲載範囲はやはり、シークレットモンスター関連と一部イベクエ素材を除く範囲となっています。


コラム(48個)

ちょっとした小ネタが各所に散りばめられています。掲載ページに関連した内容であることが多いです。
レア素材の使い道、運搬クエストの攻略、狩りに役立つネタなどが主な内容になってます。

掲載ページはバラバラですが、目次でどのコラムがどのページにあるか分かります。


総評

今まで数値が出ていなかったデータが載っているのは非常に良かったです。
他の部分については安定のクオリティーで、さすがは公式ガイドブックといったところ。

唯一、武器とモンスターの攻略内容が薄くなっているのだけが残念でした。
モンスターについては数がかなり増えているので仕方ない部分があるのかもしれませんが…。


まとめると、今回の公式ガイドブックはデータ重視という印象でした。
攻略系ページをある程度読んだら、あとは「これってどうなってるんだろう?」と思った時に辞書的に使うのがいいと思います。

ネットで攻略情報を得られる時代になったとはいえ、攻略本の価値もまだまだあるなと感じます。


余談ですが、この本の厚みは5.5cmもありました。もちろん過去最厚w
紙質はチラシみたいな感じでペラいですが印刷はしっかりしています。


というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでも購入の参考になれば幸いです。


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