この記事は、モンハンワールドアイスボーンでのハンマーに関する変更点や新要素についてまとめ、それに伴って何が変わっていくかを考察した記事です。
アイスボーンのハンマーを使い始める前に、ぜひ読んでみてください。
目次
アイスボーンのハンマーの変更点
変更内容
アイスボーン(Ver.10.11以降)で、ハンマーは以下のように変更されます。
- 溜め攻撃の気絶値をアップします。
- 回避後溜め走りに入った際にスタミナがわずかに回復していた不具合を修正します。
- 回転強アッパー後に縦振りⅠへ派生するようになります。
CAPCOM:モンスターハンターワールド:アイスボーン タイトルアップデート情報 より
変更点は少なく、シンプルに強化されました。実にハンマーらしい単純さです。
溜め攻撃の気絶値アップ
詳細な上昇量は公開されていませんが、以前のアップデートで強化された所から更に溜め攻撃の気絶値がアップします。
ハンマーとして非常にうれしい変更。
ソロでもマルチでもスタンを取りやすくなりそうです。
回避直後の溜めの不具合修正
修正前は、回避行動後すぐ溜めに入った時に、一瞬スタミナが回復してから溜めのスタミナ消費が始まっていました。
これが仕様ではなく不具合だったようで、修正されて無くなりました。
かなり細かい部分ではありますが、塵が積もってスタミナ管理に少し影響が出てくる…かもしれません。
でも、多分慣れれば問題ないと思います。
回転強アッパー後に縦振りⅠへ派生
これが一番大きな変更点かもしれません。
回転強アッパーの後は溜めにしか派生できませんでしたが、縦振りコンボに派生できるようになります。
画面右上のガイドには表示されませんが、しっかり繋がります。
この回転強アッパーは回転攻撃からだけでなく、ジャンプ溜め攻撃3から出せるアッパーでもあるので、段差・坂近くでのダメージアップにもつながっていくでしょう。
溜め短縮の小技「ぴくぴく溜め」の消滅
大々的には発表されていませんが、これも人によっては大きな変更点になります。
溜め時間を短縮できる小技「ぴくぴく溜め」が修正されて、できなくなりました。
元々、不具合を利用したバグ技のようなものだったので修正されるのは仕方ないですね。
アイスボーンでもピクピクしてるハンマー使いがいたら、手癖になっているんだなあと温かく見守りましょう。
あまりにもシンプルすぎる変更
ちなみに、『デベロッパーズダイアリー Vol.2』でのハンマー変更点のスライドでは、
- 溜め攻撃の気絶値をアップします
とのみ紹介され、わずか15秒で紹介が終わりましたw
これを見た筆者は思わず笑ってしまいました。
動画の該当箇所は↓で見てみてください。
ハンマーに関係あるスキルの変更点
ハンマー自体の変更点ではありませんが、ハンマーに特に関係してくるアイスボーンでのスキルの変更点と影響を紹介します。
「無属性強化」の弱体化
シリーズを通じて属性値より攻撃力が重要なハンマーは、「無属性強化」スキルの恩恵を非常に大きく受けていました。
これのおかげで、ブロスシャッターやガイラハンマー・睡眠が最強ハンマーとして君臨しました。
しかし、アイスボーンでは属性武器の有用性を上げるコンセプトで、無属性強化の攻撃力上昇量が少なくなります。
具体的には「攻撃力が1.1倍から1.05倍」に下がっています。
完全に死にスキルになるということはありませんが、無属性強化を発動するよりも弱点属性付きのハンマーで行った方が良いようになるかもしれません。
筆者的にはなんとなく、ハンマーは相変わらず無属性最強になるような気もしています。
「滑走強化」の強化
ハンマーが最もイキイキする空間、「坂」で会心率が上昇する非常に強力なスキル「滑走強化」が更に強化されます。
具体的には「スライディングしてから発動までの時間が短くなり、効果時間が伸びます。」
溜めながらスライディングするハンマーにとって、発動までの時間が短くなるメリットはあまりないですが、効果時間が伸びるのがかなり大きな恩恵です。
アイスボーンでは、ますます坂を滑ることが増えていくでしょう。
「飛燕」の強化
ハンマーで多用することが多いジャンプ攻撃の威力がアップするスキル「飛燕」が、アイスボーンで大きくパワーアップします。
具体的には威力が1.1倍から1.3倍になります。これは破格の上昇量です。
無属性強化とは逆にかなりの上方修正。
坂では空中回転攻撃だけでなくジャンプ溜め攻撃でもダメージを取りに行けるようになりそうです。クラッチにも派生できます。
ベータテスト版イヴェルカーナのタイムアタックで、飛燕を発動してひたすらジャンプ溜め攻撃しまくる衝撃的な動画も公開されていました。
空中回転攻撃のフィニッシュには効果が乗らないのは覚えておきましょう。でも強い。
「KO術」の強化
ハンマーで効果がありながらも、他の火力スキルの影に隠れがちだった「KO術」の気絶値上昇量がアップします。
具体的には
- Lv1 気絶値が 1.1倍→1.2倍
- Lv2 気絶値が 1.2倍→1.3倍
- Lv3 気絶値が 1.3倍→1.4倍
となります。
このブログではアンチKO術な感じでしたが、ここまで倍率が伸びてくるとさすがに発動する価値が出てきたんじゃないかと思います。
というのも、「ネコのKO術」という気絶値1.1倍の食事スキルが代用になっていて、「KO術」を発動する意味があまりなかったからです。
しかし、アイスボーンではLv1から1.2倍の上昇量になるので、価値が出てきます。
さらに、Lv3の1.4倍は結構大きな上昇量で、ハンマーの全体的な気絶値がアップしたこととの相乗効果で実用性の高いスキルになるんじゃないでしょうか。
マルチプレイ用に、スタン特化型の装備を組むのも十分ありでしょう。
「スタミナ奪取」の強化
「KO術」と同じく、ハンマーで効果がある「スタミナ奪取」も強化されます。
具体的には
- Lv1 減気値が 1.1倍→1.2倍
- Lv2 減気値が 1.2倍→1.3倍
- Lv3 減気値が 1.3倍→1.4倍
となります。
古龍など疲労状態にならないモンスターが多いので、その時点で実用性は低いですが、モンスターによっては発動させると楽になる…かもしれません。
「弱点特効」の仕様変更
弱点の頭部を攻撃していくハンマーで非常に強力なスキル「弱点特効」が仕様変更され、場合によっては弱体化となります。
具体的には
- Lv1 弱点会心率15%→10%(傷部位:15%)
- Lv2 弱点会心率30%→15%(傷部位:30%)
- Lv3 弱点会心率50%→30%(傷部位:50%)
となります。
クラッチで傷を付けていない場合の弱点会心率が下がるという変更になりました。
傷を付けた部位であれば今まで通りの効果で、傷がない部位では効果が低くなっています。
これによってモンスターに傷を付けることの重要性がかなり高まっています。
頑張って傷を付けていきましょう。
「渾身」の仕様変更
スタミナを消費するハンマーでも、叩きつけなど溜め攻撃以外の攻撃に大きな恩恵のあった「渾身」スキルが仕様変更されます。
具体的には、「スタミナゲージ満タンの状態を数秒維持することで発動、その後スタミナを消費し始めると一定時間で効果消滅」になります。
以前は「スタミナゲージ満タンの時は常時発動」だったので、発動させにくくなりました。
発動までの時間がかなり長くなってしまうので、ハンマーでは効果を活かしにくくなり弱体化ということになります。
Lv5まで行くと発動条件が今までと同じになるという未確認情報も入ってきているので、今後追記します。
「集中」スキルが超有用に?
変更点とはちょっと違いますが、スキルに関する重要そうなポイントなのでここで紹介します。
アイスボーンのハンマーでは、溜め時間が短縮される「集中」スキルの重要度が必須レベルまで高まるような気がします。
というのも、
- 溜め攻撃の気絶値上昇
- 溜め叩きつけから出せる回転飛びつき攻撃の追加
- 強化撃ちで怯ませてからの溜め攻撃連係の追加
- 「滑走強化」や「飛燕」スキル強化に伴う空中回転攻撃・ジャンプ溜め攻撃の強化
と、最大溜めの状態のメリットが大きくなる要素がかなり多いからです。
「ぴくぴく溜め」の消滅もまた理由になります。
立ち回り面も楽になりそうなので、筆者は今まであまり使わなかった集中装備も使っていきたいと思ってます。
新要素「クラッチクロー」について
新要素の「クラッチクロー」によって、アイスボーンでの狩りは大きく変わります。
特に重要なのが
- 武器攻撃による傷付け
- スリンガー全弾発射によるぶっ飛ばしと壁ダウン
- 溜め攻撃からの飛びつき攻撃連係
の3つです。これはしっかりできるようになりましょう。
↓クラッチクローについて詳しくは別記事でガッツリ紹介しています。
あとがき
アイスボーンに向けて、変更点などについてできる限りまとめました。
いくつか抜けがあるかもしれないので、見つかったら追記していきます。
考え方が変わってくるような大きな変更が多いので、アイスボーンでは新しい感覚でハンマーを使えそうですね。