クラッチクローの基本と、ハンマーにおける基本を徹底解説した記事です。
出し方、特徴、強さ、注意点といった内容のほか、通称「クラフシ」こと回転飛びつき攻撃の出し方、「壁ドン」ことぶっ飛ばしのやり方なども含めてしっかり書きました。
これを読めばクラッチクローの基礎&ハンマーでの基礎まで大体身に付きます!
クラッチクローとは
スリンガーの新機能
「クラッチクロー」はスリンガーから爪付きワイヤーを撃ち出す道具で、全武器共通で使えます。
通常のスリンガーの弾と違って弾いらずで何回でも出せるのが特徴ですが、射程は短めです。
クラッチクローがヒットすると、ヒットしたモンスターの部位にハンターがワイヤーで引き寄せられてしがみつき状態(クラッチ状態)になり、そこから色んな連係に繋がります。
クラッチはかなり強いシステムなので、しっかりと使いこなせるようになりましょう。
しがみつき状態でできること
しがみつき中は以下のアクションができます。
- モンスター上の移動(左スティック)
- 武器攻撃()
- クロー攻撃()
- スリンガー全弾発射(R2)
- 降りる()
ハンマーの溜めやダッシュ中のようにしがみつき中はだんだんスタミナが減っていくので、ずっとしがみつくことはできません。
乗り状態と違ってスタミナ消費スピードが早く、スタミナが切れて強制的に落とされやすいです。
また、しがみつき中のモンスターは普通に動き続けます。
乗り状態のように特殊な暴れ方はしません。
モンスターにしがみつく部位によっては安全地帯になったりするので、一部の攻撃をしがみついて避けるということもできます。
武器攻撃でモンスターに傷を付けてダメージアップ!
しがみつき中にで出せる「武器攻撃」はモンスターに傷を付けることができ、傷付けた部位は肉質が柔らかくなりダメージが通りやすくなります。
部位破壊とは異なり、付けた傷はしばらく経つと元に戻ります。
武器種によって、武器攻撃でスリンガーの弾を落とさせやすいものと傷を付けやすいものがありますが、ハンマーは傷を付けやすいタイプの武器種です。
傷を付けることが重要なアイスボーンでは、定期的にクラッチクローを使って傷を付けていく立ち回りが重要になってくるでしょう。
頭部にしがみついていると、かみつき攻撃などですぐ落とされるので、頭部に傷を付けるのは少し難しいです。
頭部に傷を付ける時は、モンスターが怯んだ時など大きめなスキに合わせて当てるか、後で解説する装衣との組み合わせを活用しましょう。
モンスターに付けた傷の有無の確認方法
モンスターに傷が付いているかどうかを判別するのは目視だと大変な場合がありますが、簡単に確認する方法があります。
それは、攻撃ヒット時に出るダメージ数値の四隅に爪のような▲が付いているかどうかを見るという方法です。
傷が元に戻ったら▲が消えているので、また傷を付けましょう。
ハンマーの場合、頭部に攻撃した時のダメージ数値に▲が付いてなかったら傷を付けに行くべき状況ということになります。
壁にぶっ飛ばしてダウンを取れる!(通称:壁ドン)
しがみつき中にR2で出せる「スリンガー全弾発射」は、スリンガーに装填した弾を全部使い切ってダメージを与える攻撃です。
これを頭部にしがみついている時にやると、モンスターが向いている方向にモンスターをぶっ飛ばすことができます。
その時、ぶっ飛ばした先に壁や岩などがあると、モンスターに固定ダメージを与えた上にダウンさせる (通称:壁ドン) ことができるので、非常に強力な攻撃になります。
ちなみに、他の大型モンスターにぶつけることもできます。
壁が近くにない時は狙ってみるのもいいでしょう。
しがみつき中にで出せる「クロー攻撃」は、頭部にしがみつきながら出すとモンスターの方向転換が可能なので、上手く使えば壁を狙ってぶっ飛ばせます。
一回でもクロー攻撃が決まればモンスターにスキが生まれるので、壁を向くまで何度もクロー攻撃しましょう。
スタミナ消費が大きいのと、4回連続でクロー攻撃すると怒り状態になってしまうことには注意。
壁に当てるのが難しかったり、頭部へのしがみつきは落とされやすいので狙うのは大変ですが、壁ダウンが決まればかなり有利に戦いを進めることができます。
モンスターが怒っているとぶっ飛ばしも方向転換もできなくなるのには注意。
逆に言うと、モンスターが怒るまで壁ダウンを狙うべきということになります。それぐらい強いです。
こやし弾、閃光弾、音爆弾、ナイフ系アイテムなど特殊な弾でぶっ飛ばすことはできないですが、フィールド上で拾える弾ならどれでもぶっ飛ばせるので、石ころだけでも常に拾っておきましょう。
しがみつき中の注意点
しがみつき中は乗り状態と違って無敵時間が無いので、モンスターが攻撃した時に簡単に落とされます。
なので、しがみついた時はモンスターの動きをよく見て、攻撃するか降りるかの見極めをしなければいけません。
ゲーム内のチュートリアルにもありますが、モンスターが怒っている時はクラッチを使わない方が安全です。
怒り状態のモンスターは動きが早くなる上に攻撃力も上がり、ぶっ飛ばしも方向転換も効かなくなるので、しがみつくメリットはほとんどありません。
「不動の装衣」や「転身の装衣」との組み合わせが強い!
「不動の装衣」や「転身の装衣」を着ている時はしがみつき中に落とされることが無くなります。
不動の装衣を使う場合はしがみつきながらダメージを食らいまくって死ぬ可能性があるので、自分の体力状態には注意が必要です。
転身の装衣を使う場合は無敵状態でしがみつけますが、ダメージを食らう度に効果時間が減少していきます。
クラッチクローの出し方
ハンマーのクラッチクローは、全武器共通の出し方とハンマー固有の出し方の2種類で出すことができます。
出し方によって特性が違うので、覚えましょう。
出し方1「スリンガーを構えてから発射」(全武器共通)
「L2ボタンで構えて ボタンで発射する」のが全武器共通のクラッチクローの出し方です。
アイスボーンから抜刀時にもスリンガーを使えるようになったので、納刀時、抜刀時どちらでも可能です。
この出し方は照準があるので飛びつく部位の狙いを定めやすく、若干射程が長くて当てやすいのが特徴です。
ただし、飛びつく際に攻撃しないので、当ててしがみついた後に何かしないとほとんどダメージを与えられません。
使い道としては、確実に傷を付けたい時やぶっ飛ばしを狙う時に使うのが基本でしょうか。
地上を走ってエリア移動するモンスターを追いかける時に使っても良いかもしれません。モンスターと一緒にエリア移動できます。
射程の判断
ちなみに、スリンガーの照準の四隅にある爪のような▲マークの色でクラッチクローの射程内かどうかが分かります。
▲マークが灰色だと射程外、オレンジだと射程内ということになります。
出し方2「溜め2以上の溜め攻撃から発射」(ハンマー固有)
ハンマーでは「溜め2以上の各種溜め攻撃を出した後にL2ボタンを押す」ことでもクラッチクローを出すことができ、このクラッチクローがヒットすると専用の派生技「飛びつき攻撃」を当てながらしがみつけます。
地上溜め攻撃だけでなく空中溜め攻撃や空中回転攻撃からでも出せますが、地上の回転攻撃からは出せません。
クラッチクローのヒット後にモンスターが飛んだりして距離が大きく離れても、ホーミングして飛びついていきます。
なので、飛びつき攻撃が発動したらモンスターから反撃されない限り必ずヒットします。
使い道としては、溜め攻撃からのコンボとして使うのが主になります。
コンボを決めつつ傷を付けに行ったり、ぶっ飛ばしにも行けるので、スキを見たら積極的に決めていきたいところ。
飛びつき攻撃について
飛びつき攻撃は、派生元の溜め段階によって2種類に変化します。
溜め2:飛びつき攻撃
溜め2攻撃からの「飛びつき攻撃」は、モンスターに飛びついてしがみつく瞬間に一発攻撃します。
威力は溜めアッパーよりちょっと高いぐらいで、ダメージを与えるのには向きません。
溜め3:回転飛びつき攻撃(クラフシ)
溜め3攻撃からの飛びつき攻撃は「回転飛びつき攻撃(通称:クラフシ)」となり、飛びつき攻撃に回転攻撃が加わって威力がアップします。
飛びつき攻撃は主にこっちを使っていくことになると思います。
ただ、斬れ味消費は激しくなります。
飛びつき攻撃に派生できる溜め攻撃一覧
飛びつき攻撃に派生
- 溜めアッパー
- 溜め強アッパー
- ジャンプ溜め攻撃(2段階目)
- 空中回転攻撃(2段階目)
回転飛びつき攻撃に派生
- 溜め叩きつけ
- 溜め強叩きつけ
- ジャンプ溜め攻撃(3段階目)
- 空中回転攻撃(3段階目)
クラッチの大チャンス「よろけ怯み」
クラッチするための怯み
モンスターに攻撃しているとたまに発生する「よろけ怯み(通称:クラッチ怯み)」中は、クラッチを決める大チャンスになります。
よだれをダラダラ垂らしながら専用のポーズを取るので、かなり分かりやすいです。
このよろけ怯み中にクラッチを決めるとモンスターが動けない時間が延長され、ぶっ飛ばしや武器攻撃をほぼ確実に決めることが可能です。
よろけ怯みが発生したら、通常の攻撃よりもクラッチクローを狙っていきましょう。
よろけ怯み中にハンマーで当てたいクラッチ連係
ハンマーでよろけ怯み中に狙いたいオススメのクラッチ連係があるので紹介します。
それは
溜めアッパー(溜め2)→飛びつき攻撃
です。これがよろけ怯みにピッタリとハマるんです。
ピッタリすぎてちょっと遅れると間に合わないこともありますが、「集中」スキルを発動させると余裕が出ます。
あまり使い道がないかと思われた普通の飛びつき攻撃に、超重要な使い方がありました。
ちなみに、溜め3の溜め叩きつけは溜め時間の関係で間に合いません。
もちろん、溜めが間に合わなそうな時は直接クラッチクローを撃ちましょう。
よろけ怯み中は確実にクラッチすることが重要です。
ハンマーとクラッチクローのまとめ
- 爪付きワイヤーでモンスターにしがみつくのがクラッチクロー
- 非常に強いので使いこなしたいシステム
- しがみつきは無敵時間がなく解除されやすいので注意
- 不動の装衣とセットで使いたい
- 怒り時はクラッチクローを使わない方が安全
- クラッチからの武器攻撃でモンスターに傷を付けるのが重要
- ダメージ数値の四隅の▲マークで傷の有無を判断できる
- スリンガー弾を使ってモンスターを壁にぶつけてダメージ&ダウンを取れるのが強い
- 溜め2以上の溜め攻撃から飛びつき攻撃を出しつつしがみつける
- 溜め3では回転飛びつき攻撃になり威力アップ
- よろけ怯みを見たら「溜めアッパー→飛びつき攻撃」を狙いたい
あとがき
新要素であるクラッチクロー関連の基本的な所をまとめて解説しました。
久々に解説記事を書いたらめっちゃ長くなってしまいましたが、かなり詳しく書いたつもりです。
プレイ中に気づいたことなどがあれば更新していきます。